施工事例(テレビアンテナ工事 - 埼玉県本庄市)
テレビアンテナ工事(2022/7/19 埼玉県本庄市)
工事代金 | 84,250円(税込 92,675円) |
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工事代金明細
項目 | 備考 | 数量 | 金額(税別) |
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地デジアンテナ工事 | マスプロ電工 U2CN | 1 | ¥25,000 |
BSアンテナ工事・地デジ同一金具設置 | マスプロ電工 BC45RL(BK) | 1 | ¥23,000 |
地デジ/4K8K対応ブースター設置・調整 | マスプロ電工 UBCBW45SS | 1 | ¥23,000 |
点検口内作業 | 浴室天井点検口 | 1 | ¥3,000 |
梯子作業 | 6m以下 | 1 | ¥2,000 |
標準買い足場上作業 | アンテナ設置時 | 2 | ¥4,000 |
安心点検保険 | 3年間1回 | 1 | ¥4,250 |
埼玉県本庄市でヤマダホームズの新築平屋にテレビアンテナ工事を行いました。
地デジアンテナはユニコーンと呼ばれるデザインアンテナのこげ茶(ブラックブロンズ)、4K8K対応BS/110度CSアンテナは黒色のもので、ひとまとめに設置しています。
平屋とは言え外壁が高く立ち上がっていて、さらに周辺環境も開けていたので、十分強く電波を受信することができました。
埼玉県ですが地デジの電波は群馬県の前橋局から受信しています。
近所では埼玉県の児玉中継局や東京スカイツリーへ向けているアンテナもありましたが、アンテナの設置場所・使用アンテナを含めて総合的に判断しています。なお児玉中継局は垂直偏波方式なのでユニコーンアンテナは使用できません。
将来すぐ近くに障害物ができた時に地デジアンテナを調整もしくは移設しなくてはいけないリスクも考え、壁面に個別の金具で設置するのではなくBS用に設置した金具からマストを立ち上げて固定しています。
※近隣に建物が建ってしまった場合もそのまま問題なく電波が受信できる可能性も十分ありますが、将来のリスク回避と現在の電波受信状況、見た目の美しさを考慮しています。
濃いグレーの外壁でしたが、外に出ているアンテナ引き込み線が白いものだったので、黒いケーブルカバーをかぶせています。
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アンテナ工事完成写真(本庄市・ヤマダホームズ・平屋)
地デジアンテナはマスプロ電工のユニコーン(U2CN)、色はブラックブロンズ。BSアンテナも同じくマスプロ電工の4K8K対応(左遷円偏波対応)のBC45RLの黒、ブースターもマスプロ電工の高性能地デジ/BSブースター(UBCBW45SS)を設置しています。
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白いアンテナ引き込み配線
白い配線の多くは紫外線に弱く、数年でひび割れてしまうことがあります。ハウスメーカーが最初に使っているアンテナ線なら白くても紫外線に強いものを使っている可能性がありますが、今回は色味としても濃いグレーの外壁や黒いアンテナと合わせたいというお客様のご要望により、ケーブルカバー(コルゲートチューブ)をかぶせることにしました。
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ビスの固定には下穴とコーキングが大事
金具を固定するときはもちろんですが、ケーブルを固定する場合も、まずは下穴をあけ、ビスには屋外用の変成シリコーンコーキングを塗り付けて施工します。
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白いアンテナ配線を黒く
既存の配線を途中から切り替える方法もありますが、屋外ではできるだけ配線の接合部分を減らすことが大切です。
将来経年劣化でアンテナケーブルの表面にひびが入ると、隙間からしみ込んだ水が接合部分にしみこみ、ブースターやBS電源が流れている場合はショートしてしまって映らなくなることがあります。またしみこんだ水でアンテナケーブル(同軸ケーブル)の芯線が腐食して折れてしまうことがあります。(断線)
今回はカバーをすることで色を統一するだけではなく、ケーブル本体に日光が当たらず紫外線対策にもなっています。 -
ブースターの位置は下から見上げるとわからないぐらい目立ちません
ブースターは正面のふた部分が白いため、黒いアンテナとそろえると目立ってしまいがちです。ただしマスプロ電工のブースターは背面が黒いので、見上げた時に背面が見えてもあまり目立ちません。またBSアンテナの裏に回り込ませることで、アンテナ正面から見てもブースターが見えません。
もしブースターを調整する必要がある場合も、簡単にずらして調整することができます。 -
ブースター電源は浴室天井点検口に
ブースターの電源は浴室天井点検口に設置しました。
多くのハウスメーカーではこのように分配器の近くにブースターを設置するための100Vコンセントが設置されています。
写真では緑と赤のランプがついていますが、これは「断線」のエラー表示になります。今時点ではブースター本体をまだ設置していなかったためこのような表示になっています。
なお左下の緑の小さい部品は雷サージブロックフィルターです。 -
アンテナ工事仕上がり写真
アンテナ全体を下から見上げるとこのように見えます。
ここに白いアンテナや八木式のアンテナがついていたらと思うとちょっと目立ってしまいますね。
ユニコーンは数年前に発売された新型アンテナですが、ここ最近は認知度も上がり人気も高まっているようです。 -
地デジアンテナ(ユニコーン)とBSアンテナ(黒)の正面写真
上の丸い棒のようなものが地デジアンテナです。デザインアンテナと呼ばれる最近のアンテナの一つですが、形が特徴的なマスプロ電工のユニコーンです。色は白またはこげ茶(ブラックブロンズ)の2色で黒は現在ラインナップにありませんが、こげ茶もだいぶ濃い色で黒の外壁やBSアンテナに合わせても違和感がないですね。
円柱状のアンテナは驚かれますが、携帯電話の基地局のアンテナなどもよく見ると同じような形をしていませんか?
アンテナというと屋根の上に魚の骨のようなものがワイヤーで固定されていて、見た目もスマートじゃないし近年大型化している台風で倒れるんじゃないかと心配、ということも多いかと思いますが、このように外壁にしっかり固定できると安心ですね。